Total Branding Thinking
TBT
ブランド戦略の効果を最大化に。三位一体の力
「顧客視点・多角的解決・ブランド一貫性」
ブランディングに悩む企業に対して、トータルブランディング思考(TBT)が革新的な解決策を提供します。TBTはブランド戦略の効果の最大化させます。
デザイン思考を中核に据えて、顧客のニーズと問題への多角的視点をベースにした、独自のクリエイティブディレクションを行うブランド戦略です。
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トータルブランディング思考(TBT)とは?
この思考の目指すものは「ブランド戦略の効果の最大化」です。この目的において、あらゆるビジネスの問題を顧客視点でとらえるデザイン思考を中核にそえて、ブランディングとマーケティングの両軸から経営側と顧客側を俯瞰しながらトータルディレクションを行います。
この名称は「デザイン思考」と「トータルブランディング」を掛け合わせた造語で、「トータルブランディング思考(TBT)」といいます。
トータルブランディングとトータルブランディング思考の違いですが、トータルブランディングとはそもそもブランド全体の戦略や実行を包括的に考え、統一性と一貫性を持たせるアプローチを指します。具体的には、ブランドの価値、ビジョン、ミッション、ポジショニング、ターゲットオーディエンス、ブランドのコーポレートアイデンティティ(メッセージ)やビジュアルアイデンティティ(ロゴ、色、フォントなど)を一貫して展開することを目指すものです。
一方で、トータルブランディング思考(TBT)は、デザイン思考の多角的視点とエンパシーの力を使い、顧客ニーズを深掘りします。これにより、単に戦略に一貫性を持たせるだけでなく、本質的な顧客の問題解決を図れるものです。この思考の中核にあるデザイン思考はプロジェクトにおいてリーダーとして機能し、経営側に顧客視点に根ざした最適な解決策を提案します。
TBTは以下のプロセスをループして変化します。
調査(1)
↓
戦略立案(2)
↓
施策(3)
↓
フィードバック(4)
↓
(調査)
※1〜4の工程をループ
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[ブランディング軸]ブランド・エンゲージメント調査(1)
ブランド戦略立案(2)
ブランドイメージの構築・強化(3)
ファン化・フォロー(4)
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[マーケティング軸]マーケティング調査(1)
マーケティング戦略立案(2)
広告・PR施策(3)
購買・サブスク・契約(4)
ループする点においては、PDCA(計画、実行、確認、行動)に近い印象を受けるかもしれませんが、明確な違いとしてはその適用範囲です。PDCAは、幅広い業界や状況での品質管理にも使用される点に対して、TBTは特定のプロジェクトや市場状況を、ブランディング視点から包括的に監修することに重きを置かれています。
トータルブランディング思考(TBT)の3つの特徴:
顧客視点、多角的解決、
ブランド一貫性
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[特徴 1]顧客ニーズから戦略立案
経営側からの一方的なニーズの思い込みに基づくPRやブランド施策を顧客側に押し付けるのではなく、顧客のフィードバックを戦略立案を落とし込んでいきます。
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[特徴 2]多角的なアイデアにより、
ブランドの問題解決
顧客が抱える問題の要因をデザイン思考の多角的視点をつかい、多くの解決アイデアを生み出します。結果的にアイデアの質を高まり、最善の解決方法を経営側に提案できます。業績が上がらない。認知が上がらないなどの可視化された問題の要因を分析していきます。
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[特徴 3]ブランドイメージの一貫性の強化
ブランディングとマーケティングをトータルディレクションすることが、TBTの最大の特徴です。ブランディングとマーケティングは時に並走しながら、お互いが別々の機能で進行します。ブランディングは主に認知目的に、マーケティングは販促目的で進んでいきます。いずれも媒体や制作担当が別れることでネックとなりがちで、これによりブランドイメージの一貫性の欠如やブランド毀損につながります。これに対してTBTでは、多様な施策や媒体に広がるブランド情報の一貫性を強化することができます。
トータルブランディング思考(TBT)まとめ
- WHYブランド価値をあげること。
- WHOM経営者や広報、ブランドマネージャーなどの担当者と
パートナーを組む。 - HOW顧客視点のデザイン思考を使う。
- WHATブランディングとマーケティングの両軸から
クリエイティブディレクションを行う。